実践的なクリエイティブの判断

動画を再生すれば済むのに、なぜARを使うのか?

実物の作品、その周囲、あるいは観る人の動きがアイデアの一部なら、ARを使いましょう。映像だけで十分なら、動画をそのまま見せましょう。カメラを使うというひと手間には、観る人へのお返しが必要です。

体験で選ぶ

観る人は何を得るのか?

目的まず試したい形式
プロセスを説明する、または完成した映像を見せる動画への直接リンク:より少ない手順で、観る人をコンテンツに届けられます。
完成した絵と結びつけて、制作過程を見せるAR:観る人が、動くレイヤーと元の作品を結びつけられます。
奥行きや、印刷物の外へ広がる効果を見せるAR:視点と実物の枠が、その効果に意味を与えます。
予約や購入手続きへ直接案内する行き先へ直接つながる、ふつうのQRリンク。カメラを余計なハードルにしないこと。
ポスターやインスタレーションと一緒に、来場者にひとときを撮影してもらう実際の場所や参加者によって一つひとつの撮影が特別なものになるなら、ARを試してみましょう。

Interart ·

実物の作品は、見る価値のあるままに

印刷されたイラストには、質感と大きさがあり、世界の中に居場所があります。ARのレイヤーは、それらを視界に残したまま、静止画では見せられないものを見せることができます。無関係な映像で画像全体を覆ってしまうと、その利点の多くが失われます。

作品の細部から始まるアニメーション、完成した構図にぴったり重なる制作過程のレイヤー、あるいは観る人が位置を変えると見えてくる奥行きを試してみてください。その結果を、同じ映像を全画面で再生した場合と比べましょう。全画面版でも同じくらい効果があるなら、そちらのほうがよい選択かもしれません。

自分で撮影したくなる理由をつくる

共有される映像は、来場者自身や場所、選んだ視点が含まれることで、より個人的なものになります。イベントなら、印刷された作品から、人が自分と並べて撮れる要素を出現させることができます。ギャラリーなら、演出でひとつの絵のふたつの見え方をつなぐこともできます。呼びかけは単なる「このコードをスキャン」ではなく、創作のきっかけです。

たとえばポスターキャンペーンなら、会場の看板の横で短い演出をフレームに収めてもらう、という呼びかけが考えられます。スマホを無理のない姿勢で構えられるようにし、短いクリップでも効果が伝わるようにしましょう。大きなインスタレーションに踏み切る前に、小さなオリジナルのデザインでアイデアを試してください。これはキャンペーンの構想であり、実際に達成したリーチを示すものではありません。

最初のテストのためのブリーフ

  1. 対象:それだけでも成立するポスターまたは印刷物を1枚。
  2. 演出:その対象とはっきり結びつく、ひとつの視覚的な変化。
  3. 呼びかけ:QRコードの横に、来場者が何を見られるかを伝える一文。
  4. 撮影:実物の作品と、必要に応じて場所や参加者を含む短い構図。
  5. 成果:知りたい行動を選ぶ。最後まで観ること、自発的な共有、イベントへの関心、クリエイターの登録。

ステップごとに分けて測る

スキャンは共有ではなく、共有は新しい顧客ではありません。人が呼びかけに気づくか、体験を開くか、演出を理解するか、撮影しようと選ぶかを、それぞれテストしましょう。紹介経由の流入を測るときは、自分で管理できる行き先にキャンペーン用のリンクを使い、同意の選択を尊重してください。Interart のスキャン枠は利用量の上限であり、ユニークな観客数やバイラル性の指標ではありません。

Interart が提供するのは、ARの視覚的な構成です。独自のゲーム、得点のあるインタラクション、チケットの購入手続きは、別の要件になります。予約リンクは印刷物にも載せておき、来場者が使うと想定されるスマホで、実際の撮影方法を試してください。

Interart の実際のデモを見てから、イベントキャンペーンのガイドを使って、印刷物、観る環境、スキャン数の見積もりを計画しましょう。

まずは1枚の印刷物で試そう。

バズる約束より、小さくても実際に動く演出のほうが役に立ちます。